Twinclue's Blog

RoboCup Junior Rescue Mazeに参加するTwinclueのブログ

Twinclue 結成しました

ごあいさつ

はじめまして! Twinclueです。
TwinclueRoboCupJunior Rescue Maze部門に出場するHaz、kossanの2人組のチームです。参加にあたって活動の様子や使用する技術についての情報を公開しよう、という目的で当ブログを始めることにしました。そして何かと知名度の低い傾向にあるRescue Maze競技について、より多くの人に知っていただけると幸いです。

チーム結成の経緯

2月上旬 2022シーズンにどのように活動するかについて、両者それぞれ悩む
2月下旬 kossanよりDM「もし来年度チームを組む相手がいなければ組みませんか」の旨
3月上旬 Hazが2021シーズン失敗に終わり、kossanとチームを組む方向で調整を開始
3月下旬 遠隔地でロボットを開発する際の流れなどに問題がないかを確認するために簡単なロボットを制作
4月末 上記ロボット完成
5月1日 Haz、kossanの両親を交えたミーティングを開催し開発方針と今後の予定を確認
5月任意日 正式に結成

Rescue Mazeに関してバランスよく経験を持つHazによるプロジェクトに回路部品面での安定性向上を進めてきたkossanが参加することで、即席のチームでありながら堅実なレスキューロボットの製作を狙ったブレンドになります。☕️

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4月中に製作したテストロボット

チームの目標

※この章は達成可能か正直わからない野望もたっぷり含んで、優先する順に書きました。

1. 競技のレベルを上げる

レスキューロボットの理想は実際の災害現場で命の救助ができることですが、まずTwinclueが目指すのは競技の範疇で確実に得点できるロボットです。今の全国大会では完走が達成されることが稀であるようなので、日本大会レベルのコースを完走できるロボットを第一目標としています。これはただ単に設計上完走が可能な形にする事だけでなく、ロボット自体にトラブルが発生する可能性を抑え込む、多様に変化し得る会場の環境条件に適応可能なロボットにする、といった事を含んでいます。

2. リモート開発のすゝめ

Twinclueは基本的にリモートで活動するので、その体験を詳細に記録して公開したいと考えています。このご時世、リモート作業は珍しくないものになりましたが、RCJの年齢層を鑑みるとリモート活動をするチームはさほど多くないように思えます。RCJでのリモート開発自体は前例があり新規性はありませんが、公開されたノウハウを増やすことには大きな意味があると思っています。

3. 情報公開

Rescue Maze競技は動画やブログ記事などの情報が比較的少ないため、Twinclueは大会動画やロボットの仕様(設計、プログラムなど)、プレゼンテーションシートなどをどしどし公開する方針です。これが当ブログを開設した一番の理由であり、今後はYouTubeGitHubでの情報公開も進めていく予定です。

4. オープン大会などの積極的参加

Twinclueではメンバーが離れて活動し、同じ設計のロボットをそれぞれが所持して同時並行の開発をする予定です。この活動形態を生かし、それぞれの活動場所の近くで行われるオープン大会やイベントに参加したいと考えています。百聞は一見にしかず。より多くの参加者にRescue Mazeの技術を体感していただきたいです。(COVID-19が収束し、大会やイベントが以前の形式で行えるときが来ることを願う)

5. 採用する技術の適切な取捨選択

ロマンあふれる高度な技術を詰め込むか、単純化を突き詰めて安定させるか...Twinclueはその折り合いを適切な位置でつける方法を模索したいです。我々含めRCJに参加しているほとんどの方はこれまで、各人の好みや勘や経験則でこれを判断していたことだと思います。この判断を客観的に行う事ができれば、どこか不完全燃焼に終わったり、未知のトラブルで泣き寝入りしたりすることを予防できるかもしれません。

6. 実用的なロボットを目指して

とある方から
Rescue Mazeを完壁にできたとして、実際の災害現場にそのロボットを放り込んだところでHSUの文字と熱源を見つけることしかできないのではないか
といったことを意見として頂いたことがありました。
Twinclueはこれに反論できる(ような)ロボット、実際の人命救助につながるロボットを創りたいと考えています。

一人ずつの挨拶

Haz

こんにちは、Haz(@K_HazK)です!
RoboCupJuniorMazeに参加し始めて今年で3年目になります。
去年と一昨年は僕のミスで目標を達成することができなかったため、3度目の正直で今年こそはkossanとたてた目標/野望を達成するべく頑張っていこうと思います!

kossan

kossan(@KossanSato)です!
SKY Crewのメンバーとして2017年大会はRescue Line、2018, 2019年大会はSoccer Lightweight部門に出場しました。その後数回の空回りと隠居を経て、この度RCJに戻ってまいりました。
年齢の問題で今回の大会が現役最後の参加になりますが、大会参加を通して成長し、興味深いロボットを作りたいと思います。よろしくお願いします!